COLUMNコラム・お客さまの声
2025.09.19
【独立開業】美容サロン開業までの流れと注意すべきポイントとは?
美容サロンの開業は、やることが多く見えるほど“どこから始めるか”が大切です。
開業準備をスムーズに進めるために、具体的なチェックポイントも合わせて分かりやすく解説します。
これから独立を考えている方、開業を決めた方はぜひ参考にしてください。

ご相談・お見積もりは無料です。まずはお気軽にご相談ください。
美容サロン開業までの主な流れとポイント
1|事業計画を立てる
まずは「どんな美容室や理容室、美容サロンにするのか」を言語化します。
コンセプト、ターゲット、提供メニュー、席数や回転、単価のイメージまで。
ここから売上と経費を数字に落とし、損益計画とキャッシュフローの“目安”を作りましょう。
数字は後で細かく調整できますが、最初の仮説が大事な指針となります。
2|資金計画
開業と運営に必要な資金を洗い出し、自己資金・融資・補助金など調達方法を決めて予算枠を設定します。
早めに内見を行うことは概算見積の作成にも直結し、資金計画が一気に具体化します。
▼POINT
実はこの段階で内装業者へ相談しておくと◎。
現地への同行内見で、席数の実現性、動線、電気容量・給排水、機器レイアウトなど、
やりたいデザインの可否を専門家の目で確認できるため、
工事からオープンまでの日程、かかる費用に大幅なズレが出ることも少なくなります。
誰でも物件を契約したら最短でオープンしたいと思うのは当然です。
だからこそ、物件を契約する前に内装業者に相談することは必須とも言えます。
3|物件決定・融資/入居申し込み
物件が固まったら、融資申込・審査と入居申込へ。
並行して、シャンプー台やセット椅子などの機器は型番まで選定し、基本設計とデザイン方針を固めていきます。
4|賃貸契約→内装工事開始
融資が決定したら賃貸や工事の契約を締結し、着工へ。
保健所・消防等の申請や検査の日程なども同時に進めていきます。
▼POINT
工程はオープン日から逆算して決定していくことがほとんどですが、
イレギュラーにも対応できるようスケジュールには余裕を持たせること。
申請や検査日程も、しっかりと工程に組み込みましょう。
必要な検査、申請は地域や物件によって異なります。事前に確認しておきましょう。
5|OPEN準備
工事と同時に準備を進めます。
整えておくことの例:
- 集客の土台(SNS・HP・予約導線、ロゴ・サイン、価格表/メニュー)
- 行政・保険手続き(保健所検査の申請、各種保険加入)
- 調達(家具・備品・消耗品、レジ・決済)
- オペレーション(採用・研修、収納やディスプレイの計画、プレオープンなど)
▼POINT
オープン直前の慌ただしさを減らすコツは、早い段階でタスクを分解することです。
余裕を持って万全の状態でオープンを迎えましょう。
6|OPEN
工事が完了し、機器設置と必要検査をクリアしたら引渡し。
仕上がりのチェックや機器の動作の確認、備品の配置など最終確認を行って、いよいよOPENです。
▼POINT
気になる点は内装業者に伝え、対応してもらいましょう。
アフターフォローの良さも、内装業者を選ぶ際の重要なポイントになります。
まとめ
計画ができたら、まずプロに相談しましょう。
物件は同行内見で、叶えたい内装が実現可能かを確認し、資金計画や補助金もあわせて整理します。
契約を先行させると、希望の施工ができず追加工事が発生するなど、思わぬ遠回りにつながりかねません。
開業までの流れをしっかり理解し、焦らず計画的に進めることが、理想のサロンのオープンへの近道です。